【注文住宅の流れ】土地なしでも安心!契約から引渡しまで7ステップ解説

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2025/12/15

【注文住宅の流れ】土地なしでも安心!契約から引渡しまで7ステップ解説

「名古屋市近辺で、子育てもしやすい理想の注文住宅を建てたい」

そう思って情報収集を始めたものの、何から手をつけていいか分からず、立ち止まってしまっていませんか?

特に「土地なし」からのスタートだと、「注文住宅建築の流れ」はさらに複雑に感じられますよね。

「土地探しと設計はどっちが先?」「契約のタイミングはいつ?」「全部終わるまで、どれくらい期間がかかるの?」と、不安や疑問が尽きないかもしれません。

この記事では、そんなアラサー・アラフォーのご夫婦に向けて、「土地なし」から始める注文住宅の全ステップを、契約から引き渡しまで分かりやすく解説します。

この記事を読めば、家づくりの全体像と「今やるべきこと」が明確になり、不安が解消されます。

理想のマイホーム実現に向けた、確実な第一歩を踏み出せるようになりますよ。

注文住宅の流れ、トータルの期間は?

まず、家づくりを始めてから実際に入居するまで、どれくらいの期間がかかるのでしょうか。

「土地なし」からスタートする場合、一般的に1年〜1年半程度かかると見込んでおくと良いでしょう。

  • 情報収集・相談・土地探し:3ヶ月〜6ヶ月

  • プラン設計・各種契約:3ヶ月〜6ヶ月

  • 建築工事:4ヶ月〜6ヶ月

もちろん、土地がすぐに見つかるか、設計にどれだけこだわるかによって期間は変動します。

大切なのは、焦らず一つひとつのステップを確実に進めることです。

【最重要】「土地なし」の場合、何から始めるべき?

「土地なし」から注文住宅を建てる方が、最初にぶつかる最大の悩み。 

それは、「土地探し」と「建築会社(ハウスメーカー・工務店)探し」は、どちらを先に進めるべきか?という問題です。

結論から言うと、「建築会社への相談」を先に始めるか、少なくとも「土地探しと並行して進める」ことを強くおすすめします。

なぜ「土地」から先に買ってはいけないのか?

先に土地だけを購入してしまうと、以下のようなリスクがあります。

  • 理想の家が建てられない: その土地の法規制(建ぺい率・容積率、高さ制限など)により、希望する間取りや広さの家が建てられない可能性があります。

  • 予算オーバー: 「土地代は安かったけれど、地盤改良に高額な費用がかかった」「希望の家を建てたら、総額が予算を大幅に超えてしまった」というケースは非常に多いです。

建築会社と進めるメリット

先に建築会社に相談しておけば、「土地代」と「建物代」のトータル予算のバランスを見ながら、プロの視点で土地探しを手伝ってもらえます。

「この土地なら、ご希望の家が建てられますよ」 「このエリアは地盤が弱い可能性があるので、改良費も見ておきましょう」

といった具体的なアドバイスがもらえるため、予算オーバーや設計の失敗リスクを最小限にできます。名古屋市近辺の土地勘がある建築会社なら、なお心強いでしょう。

注文住宅の流れ「7つのステップ」を徹底解説

それでは、土地なしから始める注文住宅の具体的な流れを、7つのステップに分けて見ていきましょう。

ステップ1:情報収集と予算計画(スタート〜3ヶ月)

まずは「どんな家で、どんな暮らしがしたいか」を夫婦で話し合い、イメージを具体化します。

  • 理想の明確化: 子育てしやすい間取り、家事動線、デザインの好みなどを話し合います。

  • 建築会社探し: 名古屋市近辺のハウスメーカーや工務店の施工事例をチェックし、好みの会社をいくつかピックアップします。

  • 総予算の決定: 自己資金はいくらか、住宅ローンはいくら借りられそうか、FP(ファイナンシャルプランナー)にも相談し、家づくりにかけられる総予算を把握します。

ステップ2:建築会社への相談と土地探し(2ヶ月〜6ヶ月)

ピックアップした建築会社に相談に行き、家づくりの要望や予算を伝えます。

この段階で、信頼できるパートナーとなる1〜2社に絞り込みましょう。

そして、その建築会社と連携しながら本格的に土地探しをスタートします。

ポイント: 土地探しは、希望エリア(例:名古屋市内の学区、通勤アクセス)や予算を建築会社に伝え、プロの目線で候補地をチェックしてもらうのが成功の鍵です。

ステップ3:プラン作成と住宅ローンの「事前審査」(5ヶ月〜8ヶ月)

良い土地が見つかったら、建築会社にその土地に合わせた具体的な間取りプランと概算見積もりを作成してもらいます。

同時に、その土地と建物の見積もりに基づき、金融機関に住宅ローンの「事前審査」を申し込みます。この審査に通らなければ、土地や建物の契約には進めません。

土地の購入申し込み(買付証明書の提出)と、建築会社の仮契約(または設計契約)をこのタイミングで行うのが一般的です。

ステップ4:土地の売買契約(6ヶ月〜9ヶ月)

住宅ローンの事前審査に無事通過したら、土地の売買契約を結びます。 この際、土地代金の一部として「手付金」を支払うのが一般的です。

ステップ5:詳細設計と建築工事請負契約(7ヶ月〜11ヶ月)

土地契約と並行し、建築会社と詳細な設計の打ち合わせを進めます。

  • 間取りの最終決定

  • キッチン、浴室、壁紙、床材などの仕様決め

  • コンセントや照明の位置決め

全ての仕様が固まり、最終的な見積金額に納得したら、建築会社と「建築工事請負契約」を結びます。これが「本契約」となります。

ステップ6:住宅ローンの本申込と建築確認申請(8ヶ月〜12ヶ月)

土地と建物の両方の契約書が揃った段階で、金融機関に住宅ローンの「本申込」を行います。

同時に、建築会社は役所に対して「この設計図で家を建てて問題ないか」を確認するための「建築確認申請」を行います。この許可(建築確認済証)が下りなければ、工事を始めることはできません。

ステップ7:着工から引き渡し(10ヶ月〜18ヶ月)

いよいよ工事のスタートです。

  1. 地鎮祭・着工: 工事の安全を祈願し、基礎工事から始まります。

  2. 上棟: 柱や梁など、家の骨組みが一日で組み上がります。

  3. 各種検査: 工事の途中で、第三者機関による検査(中間検査など)が入ります。

  4. 竣工・完了検査: 建物が完成(竣工)すると、役所の完了検査を受けます。

  5. 施主検査: 契約通りにできているか、傷や汚れがないか、施主(あなた)が最終チェックをします。

  6. 金消契約・引き渡し: ローンを組む金融機関と最終契約(金銭消費貸借契約)を結びます。ローンの融資が実行され、土地と建物の残代金をすべて支払うと、ついに鍵が渡され「引き渡し」となります。

まとめ:不安を解消する第一歩は「相談」から

「土地なし」から始める注文住宅の流れを7ステップで解説しました。

  1. 情報収集と予算計画

  2. 建築会社への相談と土地探し

  3. プラン作成と住宅ローン事前審査

  4. 土地の売買契約

  5. 詳細設計と建築工事請負契約

  6. 住宅ローン本申込と建築確認申請

  7. 着工から引き渡し

やるべきことが多くて圧倒されてしまうかもしれませんが、一つひとつのステップを建築会社のプロと一緒に進めていけば、決して難しいことではありません。

理想の家づくりで失敗しないための最も確実な第一歩は、「自分たちの理想を形にしてくれそうな、信頼できる建築会社を見つけること」です。

まずは、名古屋市近辺で気になるハウスメーカーや工務店の資料請求をしたり、無料の相談会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

投稿者:臼井建築

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